学童から持って帰ってきてくれるもの
コラムの第2弾出来ました。
学童から、どんなお土産を持ち帰りますか
普通授業が始まって、給食が始まって、学校も学童も本番になりました。
忙しい毎日が続きますね。子どもたちも忙しくしているようです。
だって、学童から日々いろいろなものを持ち帰ってきてくれますから。
折り紙、ぬりえ、なぞの工作、花、葉っぱ、石、虫なんて持ってきてくれたときにはもう・・・。
そんな、有形の物だけではないですよね。子どもたちのお土産。
けんかしちゃった思い、仲好しが出来た喜び、痛かった傷跡、こころの中の傷。
でも、何でもかんでも、話してはくれません。
だって、全部話すとお母さんが大事な心の中身に干渉してくるから。
子供たちは、そのことをよく知っています。
あんまり親が干渉すると、子供は段々親から離れていってしまう。
それは分かっているのだけど、話さないでいることがあると分かると心配で聞き出したくなる。
子どもたちの心の中の大事な秘密を、どうして知りたいと思いますか?
隠し事をしているのは心配だから?
親だから、信頼してほしいから?
子供のことは、全部分かっていることが必要?
大事なことは、学校に行っている子供は、もう親と同じ時間を共有していない時があるということです。
保育園や幼稚園では、同じ時間を共有していなくても、担任の先生から細かい報告があったりして共有しているのと同じことでした。
でも、学校は違います。子供は、学校や学童で過ごしている時間は、彼らの時間なのです。
親の知らない時間の中で、自立のための経験をつんでいます。
その中で子どもの心の中のこと、「秘密」は重要なのです。
それはたぶん「秘密」なんていう大げさなものではないのかもしれません。
それは、友達のA子ちゃんから聞いた、二人だけの秘密かもしれません。
帰り道に、先生から内緒でもらった宝物かもしれません。
友達と殴り合ってけんかしたけど、それで終わりにしようぜという男の約束かもしれません。
横断歩道で困っていたおばあちゃんを助けてあげて、お礼を言われたことかもしれません。
そんなことなら、言ってくれてもいいじゃないの。
大人は、そう言うでしょう。でも、子どもにとって、それを心の中にしまっておくことがとっても重要なのです。
そして、お母さんがそれを聞き出すのではなく、子ども自身が、「あのね、今日こんなことがあったんだよ」といってくれることが重要なのです。
毎日、新しい体験をしてきて、たくさんのお土産を持って帰る子どもたち。
子どもの心の中の大事なお土産を、せっかちに引っぱり出さないで、ちょっと待ってみませんか。
子ども自身が、「あのね・・・」と言い出すのを待ってみる。
待っても話してくれないと言うのなら、先にお母さん自身のことを話してあげましょう。
「あのね、お母さんは今日こんなことがあったんだよ」
最初に、大人がカードを切れば、それが呼び水となって子供は秘密をいっぱい打ち明けてくれます。
日々広がっていく子どもの世界から、楽しいお土産がたくさん聞けるといいですよね。


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