21歳社会人3年目。今年、後輩も入社して伸び盛りの若者の、夢は社長。
彼女は、自慢の娘です。長女として18年間兄弟を引っ張ってきて、高校卒業と同時に独立しました。
娘といつか友人のように話しながら、出かけたいなぁというのが、娘を産んだときの漠然とした希望でした。
だって、自分自身は、母と出かけるなんて真っ平と思っていましたから。
一緒に出かけて、楽しい親子関係であるためにはどんな関係を気づけばいいんだろう。
それが子育ての基本でした。
今もそれは変わりません。
そして、すごく久しぶりに代休で平日の休みが取れたこと。
長女も有給を平日にとって出かけたかったこと。
さらに、最近読んだ世界一のパティシエの本の著者の店が自由が丘にあって、そのパティシエのことをテレビで見て知っていたこと。
その店に、ぜひ行きたいねと盛り上がったことなどがきっかけで、本当に久しぶりに、彼女が高校卒業してすぐ以来の2人での外出をしてきました。
ケーキ店「モンサンクレール」探訪記
目的は、ケーキをカフェで食べること。
ケーキ店の中で、注文したケーキが食べられる。
まずは、ケーキでしょう。
ということで、私はタルトタタンとセゾンドガトー(ショートケーキ)
長女は、さくらとセゾンドガトー。
実は、私も長女と同じチョイスをしたんだけど、先に長女が注文してしまったので、私はあえてタルトタタンを注文してみました。
ケーキのバランスはもちろんすばらしいのですが、材料を吟味してあるのが分かる味。
特に砂糖は、そんじょそこらのものじゃありません。
甘さがやわらかくて、あっさりしているのに物足りなくない。
生クリームがしっとりふわふわ。
タルトタタンのりんごが、しっかり黒く煮てあるのに甘ったるくなくて、りんごの煮物の風味がしっかりある。
そして、極めつけは上にのったカラメルソース。飴のように硬くって、上に飴を塗ったのかと思ったのだけど、
基本、タルトタタンはりんごの煮物を方に詰め、パイ生地でふたをして焼くというケーキ。
ということは、甘煮のりんごから出た汁が焼いているときに飴のように固まった、カラメルソースなのか。
いや、このケーキとぴったり合った苦味のある飴状のソースは、間違いなく計算されて作ったもの。
これぞ、プロの技なのか。
長女の頼んだ、春限定のさくら。
桜色のムースは桜の味と香り。そして中に小豆の餡。ムースの上には塩漬けの桜の花。
春の香りと色の、和風ケーキ。
苺で勝負をしないと本に書いてあったケーキ、セゾンドガトー。
苺が入っていることで、引き立つおいしさなのですが、メインはスポンジと生クリーム。
クリームがとってもおいしくて、勝負はケーキでした。
平日の午前中。ケーキをわいわい言いながら堪能し、紅茶を飲みながらおしゃべりを満喫。
ケーキ店への来店者は、引きもきらずだが、サロンは私たちが1時間以上も居座っていても、せかされることもなくゆっくりのんびりと楽しめました。
その後、初自由が丘散策。
仲良し親子?いや、職場の先輩後輩ぐらいの友人感覚のノリ。
道行では、話は尽きず、おしゃべりしっぱなし。
ケーキ屋の後は、昼食を途中の自然食専門店に入る。
自由が丘の町を、そんな風にふらふら歩きながら気がついた。
この町は、大規模店舗を誘致して集客している町ではないんだ。
小さな町の商店街が、コンセプトを合わせて、さらにそれぞれが独自性を出して
町を作っているんだと。
だから、雑誌にもたくさん取り上げられるし、ニュースにもなる。
そして、この東急東横線の沿線は、「おしゃれ」だから、住みたい町、住みたい沿線になる。
町のつくりが、本当にすごい。小さな店を守っているのが、小さな店なのにがんばっているのが本当によく分かる。
坂を降りている途中で、隣の坂を見上げると大きな木があった。
あれは公園だろうか?
大きな木を目指して隣の坂を登っていくと、途中に何かのアトラクションのようなスペースが現れる。
その前には、純日本風の家が建っていて、周りの西洋風のレンガ造りのような壁とは一線を画している
建物がある。
そんな店や建物に目を奪われながら(引っかかりながら)坂をあがっていくと、
その坂の上の大きな木と森は、他人の家だった。
坂の下からえらく目立っていた木立だったのに、個人の家の庭木だったのが、まずは驚き。
その上、その小さな森は、周りの家や店ともちゃんと調和している。
電信柱には、町情報を携帯登録できるQRコードが打ってあり、
駅前の住民センターは、わざわざ周りの店の雰囲気とマッチングするように作られている。
自由が丘の気概と、思い入れがよく分かったよ。
大手デパートはいらないんだね。
自分たちの力で、小さいお魚たちが集まって大きく見せるように小さい店舗が集まって、広がって大きな店舗になる。
小さな店一軒一軒が力を持つ町に、非力な人間一人ひとりの力で大きな力を持つことの意味を感じた。
この町を歩いてみて、自分たちの町の同じように違う力を見て見たいと思った。
商店街に力がある町は面白い。
それは、私たちの町亀有や立石にも言えることだと思った。
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